0055【吉祥寺中央整体院】

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 前縦靭帯と後縦靭帯は脊柱を取り巻き縦に伸びている長い靭帯です。機能的単位を連結しているのは、脊柱の全長に渡って上下に走っている長い靭帯です。椎体の前面にある靭帯は前縦靭帯です。椎体の後方を走っているのが後縦靭帯です。これらの靭帯は積み重ねられたブロックにサランラップを当てがうのと同じような形式で椎体を取り巻いています。

 

これらの靭帯はあまり伸びないので、2つの重なった椎骨の屈曲の動きはこの靭帯によって制限されています。ある程度までは伸びますが、それ以上に伸張が加えられると、これらの靭帯は断裂したり、椎体より解離(引きちぎられる)したりしてしまうんです。

 


1つの椎体から次の椎体へと移行する途中で、縦靭帯は椎間板を包み、椎間板の外層を形成しています。髄核内の圧は椎体を離れさせていると同時に、縦靭帯の方向へも働き、縦靭帯を緊張させます。楔(くさび)をイメージしてみてください。核内の圧が低下すれば、隣接する椎骨と椎骨が接近し、靭帯にはタルミが生じます。老化、病気、損傷などにより、椎間板が水分をいくらかでも失うと、椎骨の接近がおこります。

 

縦靭帯は痛みを伝える神経を含んでいますので、これらの靭帯がどのような形でも刺激されたり損傷すると痛みが起こります。猫背は後縦靭帯を緊張させてしまうので、痛みが生じてしまうんですね。