コラム0101

■0101 背筋の役割

 

機能的単位の後方に進みますと、脊柱起立筋として知られている背筋です。これらは脊椎の両側に位置している力の強い短い筋です。これらの筋は上にある椎骨の横突起からすぐ下の椎骨の横突起に走行しています。それぞれの脊柱起立筋は連結して腰椎の全長を走行しています。

 

 

脊柱起立筋の機能は、腰部の伸展以外の働きもします。脊柱が屈曲する際には、脊柱の屈曲に従って筋が伸びます。また、脊柱を立位で維持するために収縮します。身体の一側で短縮し、同時に他側では伸びて、側方屈曲を可能にしたり、側方屈曲から立位に戻したりしています。

 


身体の他の筋と同様に、脊柱起立筋は刺激、乱用、疲労、外傷などを受けた際に敏感に反応します。機能的単位の痛みの発牛部位として重要な位置を占めています。

 


脊柱の最後方へ奨め、腰背部の皮膚の方に近づくと、それぞれの棘突起を連絡する長い靭帯があります。この靭帯は多くの神経に支配されており、過剰に伸ばされたり、損傷などで刺激されると痛みをひきおこします。

 

 

機能的単位の中の多くの組織が、間違って使用されたり、伸張されたり、損傷を受けたり、刺激を受けたりすると、これが原因で痛みをひきおこします。これから検討する事はこれらの組織がいつどのようにして、なぜ受傷して、痛みを起こしているのかを判断することです。

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