コラム0111

■0111 柔軟性が不良の腰痛

 

身体の柔軟性が不良の場合 、極端に身体の柔軟性が不良の人で、腰部と下肢の筋肉や靭帯が伸びません し痛みなしでは屈曲に必要な長さにはなりません。このような身体の柔軟性 の不良の人が前方に身体を曲げようとしますと、通常は伸びるはずの腰部の筋 や靭帯が十分には伸びませんし、痛みを起こしてしまいます。

 

たとえば、月曜日から金曜日までは静かな生活を送り、筋の伸張を必要とする庭仕事や運動、ウェイトトレ-ニングなどの過激な仕事を土曜日にしたりし ますと、腰痛を感じることがあります。このようなお客様 を見るとこの人が前方屈曲しようとしても腰背部の筋肉や靭帯などが 十分に伸びません。

 

立位時の腰椎前弯から前方屈曲位への腰椎の正常の移動が起こりません。腰部が数日間、数週間、数力月、更には数年にもわたって前弯姿勢で維持すると、例えば不良な座位姿勢を強いる椅子を使っている状態など、腰部の筋や靭帯がこの姿勢で短縮してしまいます。

 

腰部の組織は比較的 短縮し易いようです。この短縮は線維性拘縮として知られていますが、筋や 靭帯などの組織が太く厚くなり、弾力性を失うことをいいます。これでお客さ んが前方屈曲しようとしますと、柔軟性を失っているのでこれらの組織は伸びません。

 

身体を前方屈曲しようとすると腰痛を引き起こす方がいますが、これは長期に頑固に前弯姿勢をとり続けたことで発生した組織の拘縮が屈曲を制限しているからです。このような腰痛の原因は、通常、観察で判断出来ます。

吉祥寺の重度肩こり重度腰痛スーパーヘビー級御用達/吉祥寺中央整体院