コラム0020

■0020 首や肩周りを支える筋肉

 

テレビでよく見る僧帽筋は表層部の筋肉ですが、この筋肉の下にもいくつかの筋肉が層となって存在しています。幾重にも重なった筋肉が首を支える役割を果たしています。

 

仮に、背中の皮膚をめくったとします。僧帽筋は身体の中心線から肩にかかる大きな筋肉です。背中・腰から腋にかかる筋肉は広背筋です。これらの筋肉は身体の表面近くにある表層筋です。

 

さらに僧帽筋をめくると、背中の上部に菱形筋があります。首から肩にかけては肩甲挙筋とよばれる筋肉が走っています。これらの筋肉は僧帽筋などの表層筋に対して深層筋(インナーマッスル)と言われます。

 

深層筋は姿勢を保つ他、身体を動かす主役として日々活躍しています。肩甲骨を身体の内側に向かって引く時には僧帽筋や菱形筋が、引き上げる時(肩をすくめる動きの時)には肩甲挙筋が主に力を発揮しています。
広背筋には上腕を引き下げる役割があります。僧帽筋や肩甲挙筋の付け根は首に集中しており、首を支える役目を果たしています。

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