■0038 腰仙角とは?
一番下の腰椎と骨盤の仙骨の接点には重要な角度があります。これを腰仙骨角と言います。そして腰椎の弯曲の角度は仙骨の傾きに左右されるのは明からです。この角度が腰仙角と呼ばれています。
骨盤の位置と動きは重要な機能を持っています。というのは骨盤が身体を立位に保ち、姿勢に影響を与えているからです。ここで姿勢とは、動かないで立位を保っている場合の脊椎の形という事にします。姿勢は非常に効率の良い形で維持されています。殆どエネルギーを費す事なく維持され、姿勢を保つ事は殆ど無意識のうちになされます。
しかしこの姿勢はひとそれぞれで、腰が沿った腰椎前腕型の方(お尻が後ろにボコッと出ている色っぽい女性や野球選手も凄いです。黒人女性も凄いですね.またその逆で扁平尻と呼ばれるお尻がストンと垂直に落ちる方には腰椎後弯というこれまた腰痛のパターンもあります。
立位での脊柱は比較的平らで安定した土台である仙骨で支えられています。一方、脊柱では椎間板内の圧が椎体どうしを離れさせて前後の縦靭帯を緊張させて立位を保っています。これらの構造物が立位の脊柱を維持しています。
立位時の動いていない脊柱では、脊柱の筋は働かないし、棘間靭帯もとくに立位の支持として働いていません。しかしながら、立位の時には身体は前後、左右にわずかながら動いています。その際に筋肉は脊柱が重心から離れようとする動きがある事をすぐに察知します。そして背筋はただちに行動を起こします。
つまり、脊柱が更に前後、左右に動かないように収縮するわけです。筋は瞬間的に働くのみで、脊柱が立位になるとすぐゆるみ(弛緩)ます。
後方および側方にある靭帯は、立位を保つという事では殆ど役に立っていません。靭帯はいくらかは弾力性があるので、脊椎の回旋や側屈について少しの動きを可能にさせています。
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