■0041 ひざ関節は4つの骨と軟骨組織で構成されている
ひざの痛みの原因を知るうえで、自分のひざのしくみを知っておくことは大切です。まず基本的なことを頭に入れておきましょう。詳しすぎる解剖学は必要ありませんが、最低限必要な名前だけは覚えて下さい。
●半月板
ひざ関節は、太ももとすねをつなぐ部分の大腿骨(太ももの骨)脛骨(すねの骨)、膝蓋骨(ひざのお皿)、脛骨の外側にある腓骨の4つの骨で構成されています。大腿骨と脛骨が接する部分は、骨の先端が関節軟骨という弾力のある組織で覆われているために、直接ぶつかり合わないようになっています。大腿骨と脛骨の間のすき間には、半月板という軟骨があります。
●側副靭帯
また、ひざ関節の周囲には、大腿骨と脛骨をつなぐ4本の太い靭帯があります。
ひざが前後左右にずれないように動きを制御し、安定させる働きをしています。
ひざ関節は、人体の関節で最も大きな荷重がかかるところです。そのため、ひざの内部には、歩いたり走ったりしたときの衝撃を吸収するクッションの役割をするものがあります。それが半月板と呼ばれるもので、関節軟骨とともに、その働きは大変重要です。もし半月板がなければ、運動によってかかる圧力は、ひざ関節の一か所に集中してしまいます。しかし、半目板があるおかげで圧力は適度に分散され、ひざはスムーズに動くことができます。
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