■0045 脊柱のバランスと側弯
前方または後方より見て、脊柱がまっすぐであるかどうかは、骨盤が水平であるかどうかに左右されます。両脚の長さが同じですと骨盤は水平になります。水平な土台の上にのる脊柱はまっすぐになり、バランスをとる事が可能になります。
次に機能的側弯です。一方の脚の長さが短いと、このバランスが崩れます。骨盤は脚が短い側で下にさがり、水平ではなくなってしまいます。脊柱は重心に対して、およびバランスをとる必要から、曲がらなければなりません。
水平でない骨盤のために脊柱が左右のどちらかに弯曲する事を「機能的側弯」と呼んでいます。「側弯」とは、脊柱が横に(側方に)弯曲するという意味です。「機能的」とは、脊柱の骨の形態や構造そのものには変化がなく、一時的なものであるという事を意味しています。機能的側弯は立位の時のみにおこり、横になっていれば消失してしまいます。
骨盤が水平であるのに脊柱の卸弯が見られる場合は、椎骨において骨の形態や構造に変化が生じて弯曲を起こしている事を示しています。これは「構築的側弯」と呼ばれます。横になっても弯曲は消失しません。
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