コラム0052

■0052 なで肩と肩こりの関係

 

体型によって肩こりを引き起こす原因となることがあります。肩幅が狭く両肩が下がっているいわゆる「なで肩」の人は、肩がこりやすいです。なで肩は日本女性に多く見られる体型で、着物が似合うとされてきましたが、こと肩こりについては一般的な人と比べてもとても不利な体型といえます。

なで肩の人の多くは、首や肩の筋肉があまり発達していません。背や腕を支えている僧帽筋もあまり発達していません。筋肉が弱いため、疲れやすいのです。なで肩の人は腕がダルイとかシビる等の胸郭出口の不快症状にも注意しなくてはいけません。

 

胸郭出口とは、首と心臓や肩付近にある心臓と腕を繋ぐ血管や神経の通り道があるのですが、なで肩の人はここが狭いことが多いのです。胸郭出口部が狭いと、血管や神経が圧迫されて、腕や手のだるさ、首・肩・腕の痛み、肩こり、手指のしびれなどが起きることがあります。整体で改善しますが、そもそものスペースが狭い事から時間が経つとまた背中の筋肉にひっぱられ、元の位置に戻ってしまいますので、落ち着くまでは継続していた方が良いです。

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