■0061 裏の筋肉が逆に働いている
機能的単位の骨の部分に連結している腰部の筋は、機能的単位が屈曲できるように伸びなければなりません。最終的にそれ以上伸びられない限界まで、スムーズに徐々にコントロールされながら、筋が伸びていかねばなりません。腰椎の5個の機能的単位をそれぞれ繋ぐ筋は、各々の機能的単位が曲がるように十分に伸びます。
個々の機能的単位は約8~10度屈曲します。腰椎には5個の機能的単位が存在しますので、腰椎は全体で40~45度曲がります。従って腰椎は重心線より約45度前方まで屈曲します。腰椎が45度屈曲しますと、筋は限界まで伸びた状態になり、筋肉の膜(筋膜あるいは筋鞘と呼ばれます)はそれ以上伸びません。ここで腰椎は最大限に屈曲していることになります。
腰椎―骨盤腰部と股関節部のチームワーク背筋が最大限に伸ばされるまでには椎骨の後方にある長い靭帯(棘間靭帯)もまた、それ以上に伸びることができないところまで伸張されています。筋と靭帯による制限で脊柱がそれ以上に曲がらない点より更に脊柱を曲げようと する場合は、股関節のまわりを仙骨が回旋することで可能となります。
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