■0066 棘突起と棘間靭帯
棘突起
神経管より後方に進むと椎弓の骨が中心部で集まって後方の出っぱりを形成しています。私達が背骨として普通に触れる所です。ちょうどセンターの硬いいわゆる背骨はこの棘突起の連結の事です。
棘間靭帯
靭帯は筋肉と骨を結ぶちょうど境目の所の事ですが、靭帯が1つの椎骨の棘突起から次の椎骨の棘突起と付着しています。この靭帯は棘間靭帯として知られています。とても重要な靭帯です。その理由は脊柱が前に曲がろうとする時に棘突起どうしが離れますが、その際2つの棘突起の間を連結している棘間靭帯の伸びる範囲内でのみ離れるわけです。身体が柔らかい方はこの靭帯が緩く、身体が硬い人はこの靭帯が硬いワケです。
脊椎が曲がる際に機能的単位を横から見ますと、椎間板の髄核を中心として椎骨が動きます。同時に上下の椎骨の椎弓が離れ、相対する上下の椎向関節突起が開き、棘突起が離れますが、棘間靭帯の伸びの限度で機能的単位の屈曲が止まります。
特に背中の靭帯であるインナーマッスルは通常のマッサージではなかなか緩みません。
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