コラム0068

■0068 物を持ち上げる時の動作を分析3/3

 

箱を更に動かそうということが新しい課題として心に浮かぴますと、この新しい課題が身体の方向や位置を決め、箱を運んだり、箱の位置を変えたり、箱を下におろしたりという課題を達成するのに協力して協調しなければならない筋や靭帯もすべて決めるわけです。

 

はじめの課題を成し遂げたりと同じ筋群が別の仕事を行うのに再び調整されるこりこなります。箱がその人が運べる重量以上の重さであれば、身体はその仕事を達成することはできません。空箱であるにもかかわらず、箱が重いと想定されますと、仕事は間違って予定され、身体は誤った努力を払います。

 

実際のは軽いのに身体は重い箱を持ちあげるように心で計画されます。その結果、身体は過剰な反応を起こしてしまいます。箱が軽いと想定されたが実際にはとても重い場合、上とは逆の誤った計画がなされることになります。脳のコンピュータがこの間違いを正さない限り、身体は軽い箱を持ちあげるつもりでいます。身体は、その課題に対して準備ができていないことになります。


すなわち、課題は常に脳のコンピュータで正しく理解され、計画され、それらは適切なものでなければなりません。精神的な不安定状態などもなく、身体の方は仕事を達成する準備が出来ており、身体的能力からしても仕事が達成可能でなくてはなりません。

 

精神的不安定状態とは疲労、怒り、抑うつ、倦怠、などのことです。これらのすべてが脳のコンピュータにかなり大きな影響を与えます。従って適切な仕事を計画するためには、これらの精神状態を取りく除ことがまず必要です。

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