■0081 前方屈曲から立位になる時に使われる筋肉 1
立位から前方への屈曲についてはすでに述べましたが、この屈曲では骨盤の円滑で協調した動きを伴って背中が前方に屈曲します。そしてこのおじぎをした姿勢(前方屈曲位)から立位に戻ります。
脊柱が前方屈曲位をとっている際には、骨盤が股関節の周りを回旋しています。これに伴い臀筋と大腿二頭筋の筋は限界まで伸ばされています。腰部は全体的に前へ屈曲して、腰部の筋と靭帯は全て伸ばされています。この屈曲位から脊柱を今度は立位に持ってくるのには、これらの動きの全てが逆の順序で働かなければなりません。
1.骨盤の後の筋肉は通常の立位に戻るため逆方向への回旋を始めます。この回旋は骨盤と大腿の後ろにある筋群が骨盤を立位に引き戻す為に短縮を始める時に起こります。骨盤を回旋させて腰部を屈曲させる為に伸びていたこれらの筋群は、ここで円滑に徐々に短縮して、骨盤を立位に戻さなければなりません。
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